秋のさんま・サンマ・秋刀魚 うんちく

秋の味覚を代表する魚(サカナ)はなんと言っても”サンマ”。漢字で”秋刀魚”とは実にうまい表現。秋の月夜にピカッと光るサンマの姿は正に刀のようです。また、太刀魚という魚がいます、あちらが太刀(大刀)なら、やはりサンマは懐からキラリと光る小刀(ショウトウ)といったところでしょうね。サンマは今、旬の季節です。

秋刀魚の美味しい見分け方

1. 目に透明度があり、赤くなっていないもの。(冷凍ものや鮮度の落ちたも のは目が赤くなっています)

2. 大きくて、丸々とこえていて、口先の黄色いものが脂がのっている。
☆メスのほうが美味い
メスは下あごがオリーブ色で丸味、オスはオレンジ色でとがっていて、メスが少々おいしいといわれます。(しかし漁師さんでも、ちょっと見分けにくいそうです。どっちにしても、とがった口先の吻(ふん)が黄色くなっていれば、間違いなくたっぷり脂の乗った美味しいサンマと見ていい。)

3. 背も腹もぶよぶよせず、はり(弾力)があるもの、身が反り返る形がいい。

4. 腹から尻尾にかけて綺麗な銀色の輝きがある。

5. 背中に青い光を放つ模様がはっきりしている。 等